とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

ドライブレコーダーの運転診断と自己評価が合わない。

 年末に、ドライブレコーダー連動型の自動車保険に加入した。さっそくドライブレコーダーを取り付けた件は既に「ドライブレコーダーがやってきた。ヤァ!ヤァ!ヤァ!」で報告した。運転を終えるたびに運転診断結果がスマホに送られてくる。設置直後の診断結果は2回とも「A評価」だったことは先の記事で書いたが、ドライブレコーダーを設置してもうすぐ2ヶ月。だいぶ評価結果が溜まってきた。

 これまでの運転回数223回のうち、「A評価」が207回。「B評価」が9回、「C評価」が7回。ほぼ「A評価」だ。だが「B」「C」の評価に対しては不満がある。この運転診断、「スピード」「アクセル」「ブレーキ」の3項目について☆5つで評価し、それを総合して全体の評価がされるのだが、「B」または「C」の評価となった理由はほとんど「急ブレーキ」なのだ。ちなみに「スピード」はこれまで全て満点。とは言っても、けっしていつも速度制限を守っているわけではない。

 遠出をした際に、30㎞制限のセンターラインのない狭い道路を、前のクルマに続いて、60㎞くらいのスピードで走ったが、それでも☆5つ。広い3車線の国道で80㎞近いスピードを出したこともあったが、やはり☆5つ。スピード違反に対してはかなり甘い。一方で、横からクルマが飛び出してきたのでブレーキをかけたら、ブレーキ評価が☆1つ。信号が黄色に変わったので、やや強めにブレーキをかけたら、やはり☆一つ。いずれも「C評価」になってしまった。黄色信号でも進めと言うのか。急な飛び出しに急ブレーキをかけたらいけないのか。

 保険料が運転診断結果に応じて減額されるので、なるべく「A評価」となるような運転を心がける。交差点ではたとえ信号が青でも歩行者信号を確認し、点滅が始まったら、車両用信号ももうすぐ黄色になるだろうと予測し、アクセルから足を離す。でも、信号が黄色になった時、これまでは少し強めにブレーキを踏んで止まっていたタイミングでも、急ブレーキと評価されるのを恐れ、そのまま進んでしまうことが増えた。これってけっして安全な運転ではないのではないか。

 また、急な飛び出しに対して、急ブレーキを踏む、急ブレーキを踏めるというのは、事故を回避するという意味でも必要な行動ではないだろうか。日常的にブレーキのタイミングが遅いのと、非常時に急ブレーキを踏むというのは違うのではないか。

 ということで、「A評価」が多いのはうれしいことだが、「ブレーキ」の評価についてドライブレコーダーと意見が合わない。ちなみに、保険期間が始まるのは実は2月末から。これまでの評価は保険料の減額には反映しない。まさか保険期間が始まると同時に評価が突然厳しくなるということはないだろうな。今の私はドライブレコーダーの評価に囚われた運転を続けている。これって本当に安全運転なんだろうか。