とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

マンチェスター・ダービーは前半のスモーリング退場で決まり。ダビド・シルバの欠場でどうしようもなく凡戦だったけど。

 プレミアリーグ第10節、マンチェスター・ダービー。3位ながら首位チェルシーとは既に勝ち点差6。これ以上負けられないシティに対して、ユナイテッドは前節、そのチェルシーに対してアディショナルタイムの同点ゴールで引分け。だが、両チームの力はまだまだシティの方が断然上だ。
 8分、左SHミルナーのスルーパスにCFアグエロがシュート。GKデヘアの正面。マンUも10分、左SHディマリアの縦パスをCFファンペルシーが落とし、右SHヤヌザイがシュート。14分には左SHディマリアのクロスにCFファンペルシーがヘディングシュートを放つ。
 マンUはブリントとフェライニボランチだが、フェライニが上がり気味で、ルーニーが下がってプレーすることが多い。上がったフェライニファンペルシーとかぶる場面が多く、攻撃面での連携がイマイチ。一方のマンCもダビド・シルバがケガで不在。ヨベティッチがトップ下を務めるが、彼から攻撃が作られることは少ない。
 20分、CHフェルナンドのフィードにCFアグエロが抜け出しシュート。GKデヘアがセーブ。21分、CHヤヤ・トゥーレのスルーパスに右SBサバレタが上がり、クロスにCFアグエロがスルーパス。右SHナバスが抜け出しシュートを放つが、GKデヘアがファインセーブ。マンUはGKデヘアの存在が大きい。さらに21分、OHヨベティッチのスルーパスにCHフェルナンドが駆け上がり、クロスにCFアグエロボレーシュート。だが、これもGKデヘアが死守する。
 一方、マンUルーニーヤヌザイ、ディマリアの連携がイマイチ。チグハグな攻撃を繰り返す。そして39分、左SHミルナーのドリブルをスモーリングが止めてイエローカードスモーリングは31分にもGKハートのゴールキックを無駄に邪魔してイエローカードをもらっていた。スモーリング退場。その後は43分にヤヌザイに代えてキャリックを投入。キャリックがCBを務める。
 後半に入り、一人多いマンCが気持ちよく攻撃を重ねる。4分、左SBクリシーのスルーパスにCFアグエロが走り込み、DFが競ってこぼれたところを右SHナバスがシュート。5分、CHトゥーレのドリブルから右に流し、右SHナバスのクロスのブロックを右SBサバレタがシュート。そして10分、今度はCBロホが肩を痛めて若いマクネアに交代する。いよいよ守備陣が劣勢に陥ったマンU。先制点は18分、CHトゥーレのスルーパスに左SBクリシーが走り込み、クロスにCFアグエロがシュート。ついにマンCがゴールを挙げた。
 その後はマンCがパスをつないで時間を有効に使う。25分ナスリ、26分ジェコを投入。29分、右SHナバスのスルーパスにOHナスリが走り込み、クロスにCFアグエロがシュート。30分、CHトゥーレのスルーパスに抜け出した右SHナバスのシュートはポストを叩く。マンUの反撃は個人技頼み。32分、OHルーニーがドリブルで前に運び、CFファンペルシーのシュートはDFがブロック。こぼれ球を右SHディマリアがシュートするが、GKハートがナイスセーブする。35分、ディマリアのFKは大きく枠の外。40分、右SHディマリアのCKにCHフェライニのヘディングシュートも枠を外す。
 結局このままタイムアップ。前半のうちにCBが退場。さらにもう一人の先発CBロホも負傷交代では勝ち目もない。だがマンCもダビド・シルバ負傷欠場の影響は大きそうだ。このままプレミアリーグチェルシーが独走してしまうのか。今度は好調サウサンプトンのゲームでも見てみようかな。吉田が出ていないのが心配だけど。