とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

最近の病院事情

 先週末、友人が大腸ポリープの手術のため入院したというのでお見舞いに行ってきた。今どき大腸ポリープは1泊2日の内視鏡手術で、お見舞いに行く暇もないと聞いたが、彼の場合は、ポリープが少し大きかったらしく、手術の翌々日に行ったが、退院は明日か明後日と言っていた。それでも良性ポリープで手術後も元気だったからよかった。
 入院した病院は、去年位に建替えたばかりの最新式で、各病室の入口にさまざまな色のタイルが貼られているだけで、ネームプレートはおろか病室番号すらなく、噂には聞いていたけど最近はこうかとびっくり。ナースステーションで看護士さんに病室を聞いたが、本人は外出中でしばし探していただいた。オイオイ。
 病室は全て個室でシャワーにトイレ付。ほとんどホテル感覚。本人がいたのはリビングルームと名付けられた談話室で、夜景が一望できる抜群の眺望の中に、椅子とテーブルが4組ほど置いてある。「これで食事がお粥でなければいつまででもいたい。」と本人ものたまう。
 いやホントびっくり。これでも一般病室というから、差額ベッドの部屋はどんななんだろう。
 一緒に行った友人がたまたま数年前、ある市民病院の建設に関わっていたが、そこでも二人部屋が標準で、トイレは院内感染防止のため各部屋に付いているのが普通だそうだ。なるほど。
 病院が快適なのはいいことだけど、それが赤字経営や苦しい保健会計につながっているんじゃないのかと思ってしまった。いや、いいことなんですが、それにしてもびっくり。あんな環境なら私も1週間位入院してのんびりしたい。あ、そうか、だから政治家先生は何かあると入院されるんですか。なるほどね、そりゃいいわ。