とんま天狗は雲の上

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定額給付金の使い道

 先週、ついにわが家にも定額給付金の手続きの案内が送られてきた。銀行振込を希望する場合は本人確認書類のコピーを添付して送れというもので、さっそく翌日返送した。
 先々週くらいに何気なくテレビを見ていたら、定額給付金の寄付を募集するNPOが紹介されていた。定額給付金は税金の無駄遣いであり、政策として許し難い。しかし受け取りを拒否するのではなく、寄付することで少しでも有効な使い方に貢献しませんか、というのが趣旨だ。なるほど。理解できるが、もらえるものはもらって財布に入れたいと思ってしまった。さもしいかな。
 市町村でも同様の寄付を呼びかけるところもあるようだ。それならいっそのこと最初から、税金を一部還付して、税金の投票制度にでもすればよかった。
 給付金の目的を、景気対策または生活支援というから、私のように、さもしい考えに取り付かれるが、最初から税の投票制度にして、年度内に必ず執行することにすれば、景気対策にもなるし、「生活支援」という投票項目があれば、本当に生活困窮している人に渡る可能性が高くなる。
 投票項目は、「離職者支援」「生活保護世帯支援」「子育て世帯支援」「高齢者支援」など。具体に何に使うか、明示しておくといい。省庁に提案させると「道路整備」とか「ETC設置補助」なんて提案があったりして。とすると「低額給付金」という項目も出てきたりして、結局それが一番投票を集めるかもしれない。なんだ、それじゃ今と一緒じゃないか。
 いずれにせよ、うちの市が給付金を支給するのは来月の中旬以降と聞く。何に使うか、今から考えておこう。えーっと、4月になったら、娘の通学定期に教科書代、私の通勤定期、そうだ!車検もやってくる。これじゃ、定額給付金10人分あってもまかなえない。
 3月・4月はどこも臨時出費がありがち。この時期に支給すると、特別な支出というより、入学や卒業その他の臨時出費に消える家庭が多いんだろうな。