とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

アナログ放送が終わった

 このブログで「アナログ放送の最後を看取る会」の設立を宣言してはや2年8ヶ月余り。ついにその日がやってきました。
 その後、地デジTVを購入したが、アナログ用のアンテナは除却せず(名古屋では地デジ発信TV塔の位置が変わり、向きを変えるか、新たなアンテナ設置が必要だった)、この日を楽しみに待っていた。
 深夜0時に終了するのかと思っていたら、正午に終了するとわかったのが1ヶ月ほど前。フジテレビ系列ではこの日に合わせて「27時間テレビ」を放送。なるほど、やるな。他局で正午をまたがって放送したのは、TBS系列の「あっこにおまかせ」と日本テレビ系列の「シューイチプレゼンツ」。NHKは10時から「その時みんなテレビを見ていた!」という特別番組を放送したが、正午にニュースが始まった。
 BS放送の終わり方も興味があったので、アナログチューナーしか内蔵していないビデオでBS-11を正午を挟んで2分間録画。もう1台のビデオでは「あっこにおまかせ」を録画。生では「27時間テレビ」を見る作戦。
 「27時間テレビ」ではちょうどタモリの「笑っていいとも」を放送中。地デジとアナログの2台のテレビを並べ、タモリが「アナログ放送、終わってもいいかな?」と会場に問い、みんなで「いいとも!」と叫ぶ。それからカウントダウン。だったはず。けっこう直前で他チャンネルを回したので、そのシーンは見逃してしまった。後悔!
 「あっこにおまかせ」では8分ほど前からアナログ放送を振り返る短いドキュメントを放送。終わると既に1分前。バタバタしているうちに10秒前。カウントダウン。
 BS-11では通常番組が終了し、民放ではCMに当たる告知番組を放送。そして終了とともに・・・。
 各局、青いバックに「アナログ放送は終了しました」の告知画面に。「シューイチプレゼンツ」では、中山秀征が青く染まった多くのテレビ画面の前で何かしゃべっていた。

 意外にあっけない。各局、アナログ放送終了についてしばらく話をしていたが、すぐに通常の内容に戻る。NHKニュースでもそのことを放送。でもトップではなかったような?
 その後、クルマで外出。愛車のカーナビにはTVチューナーが搭載されているが、アナログ。しばし各局の告知放送の違いを楽しむ。NHKはカラーだが、民放はどこも青地に白一色。問合せ先も民放は総務省を真っ先に伝える点が興味深い。
 これで深夜の0時には砂嵐に変わる。明日また見てみよう。これで「アナログ放送の最後を看取る会」の自称会長も退任となる。長かったような、あっという間だったような。いずれにせよ、アナログ放送の最期はあっけなくこと切れた。ご愁傷さまでした。安らかにお眠りください。合掌・・・。