とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

家の修繕・改修(その1)

 2週間前から家の周りに足場を立てて、外壁塗装などの修繕・改修を始めた。きっかけは隣の奥さん。ある朝、呼び止められて、「お宅の屋根の下のモルタルが落ちているよ。蜂が巣を作ったりすると大変」と言われた。そのまま立ち話を続けたら、どうやら自分の家の瓦と軒の間に詰めてあったモルタルが一部落ちてしまい、懇意の工務店に相談をしたとのこと。それでうちの屋根の下も気になり見ていたら、同じ不具合を発見したということらしい。

 瓦と軒の間、「雀口」というが、わが家のモルタルは中古で購入した直後から落ちているところを発見。少し前には1m近い長さで連なって、つららのように垂れ下がっていた。以前に一度、工務店の担当者に「どうしたら修理できるか」と聞いたら、「足場を立てて、樋をいったん取り外さないとできない」と言われたことがある。今どきはモルタルを詰めるのではなく、プラスティック製の面戸を取り付けることが一般的だが、樋の取替えをして間もなかったため、その時は先送りした。モルタルが落ちたところで、よほどの強風豪雨でもない限り、雨水が逆流することはないし、被害と言えば、隣家の奥さんが言うように、虫や鳥が巣を作ったりすることくらい。それでそのまま放っていたが、近く工務店の担当者に来てもらうというので、「その時にはうちも一緒に見てくれるように話してくださいよ」と頼んでおいた。

 それで夏の終わり頃、工務店の担当者(ちなみに、その工務店の社長が同じ町内に住んでおり、近所の多くの家はだいたいその工務店に依頼している)が来て、隣家とうち、そしてもう一軒のモルタル落下の様子を見に来てくれた。その結果、隣家は脚立を立てて作業すれば直せる程度の欠落だが、うちはかなり壊滅的で、やはり足場を立てることが不可欠だと言う。足場を立てるのであれば外壁塗装も同時にやりたい。中古購入から約20年。購入時に塗装をしているが、それから一度も手を付けていない。そろそろ再塗装をすべき時期だろう。ついでに、生垣の一部をフェンスに代えることと、洗面所の修繕、そして網戸の張替えも依頼した。その工事が2週間ほど前から始まった。

 まず足場を設置して、ついで塗装工事に入る。シーラー等で下地処理して、マスキングして、ローラー塗装。玄関引き戸や窓格子、軒板などの木部は防腐剤塗装。他に樋や雨戸なども塗装をし直す。毎日一人ないし二人で作業をして、だいぶ仕上がってきた。幸いこの間、天候に恵まれて、雨は一日しか降っていない。来週あたりには修理のきっかけとなった軒先面戸の取り付けに入るだろうか。住みながらの工事なので、毎朝のクルマの移動や、塗装臭などいろいろ不便もあるが、足場が取れたらどんな感じになっているだろうか。もう少しで全貌が見えるはず。楽しみにしている。

  「家の修繕・改修(その2)」へ続く。