とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

チェルシー快勝 今年のチェルシーは面白い

 リーグ戦3連勝のチェルシーと、第2節でマンUを破り昇格の勢いそのままに快調なプレーを続けるバーンリー。特にバーンリーがどういうサッカーを見せるのか興味をもって観戦した。
 しかしキックオフ直後からチェルシーが多くの人数を掛けて鮮やかにボールを回し、バーンリー陣内に攻め込む。3分、エッシェンから前線に飛び出したバラックに長いパスが出て、クロスにアネルカが飛び込む。その他にも、デコ、ドログバランパードはもちろんのこと、ボシングワ、コールの両サイドバックに、CBのテリーまで前線に駆け上がり、効果的なポジションチェンジを繰り返して、攻め続ける。
 9分、中盤でボールを奪ったメアーズが抜け出し、パターソンがGKと一対一になるが、チェフが好セーブ。これがバーンリー最大にして最後のチャンスだったかもしれない。しかしバーンリーが守備一辺倒だったわけではなく、前線から積極的なプレスをかけ、チェルシーのボール保持率は高いものの、ゲームとしては緊迫感のある好ゲームという印象。
 17分、テリーの持ち上がりからドログバランパードとつながり、アネルカにスルーパスが出るが、バーンリーのGKイェンセンが好セーブ。21分にはボシングワからデコのスルーパスバラックが飛び出す。23分にはCKからテリー、ドログバとシュートを放つが決められず。30分、エッシェンからの長いパスをドログバが落としランパードがシュートするもGKがはじき出す。44分にもドログバのドリブルからランパードがシュートするが、またまたイェンセンが好セーブ。
 このまま前半が終了するかと思われたロスタイムの47分。エッシェンからドログバに出されたパスをアネルカが決めて、チェルシーがついに先制する。
 こうなると後はチェルシー・ペース。後半2分、アネルカから左サイドを上がったランパードからのクロスにバラックがダイビングヘッドで合わせて追加点。7分にもエッシェンからパスを受けたA.コールがランパードとのワンツーで抜けだし、強烈なシュートをゴールに突き刺す。
 21分にもエッシェンがシュート。32分、エッシェンミドルシュート。と書いてくると、エッシェンがいかにチェルシーのキー・プレイヤーになっているか、思い知らされる。
 先にも書いたが、3-0という得点ほどに一方的なゲームだったわけではない。最後まで積極的なプレスに走ったバーンリーのプレーは非常に好感の持てるものだった。まただからこそ、ここまで2勝2敗で来ているのだろう。今後の活躍を期待する。
 それにしても、今年のチェルシーは面白い。こういうサッカーが好きだなあ。