とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

トットナムが一旦は逆転するも、チェルシーが再逆転。マタが絶好調。強い!

 プレミアリーグ第8節、トットナムチェルシーのロンドンダービー。だがトットナムはデンベレが負傷、ベイルは休養でベンチにも入らず。ホームでベイルを休ませるなんて考えられないとも思うが、そのせいもあってか、トットナムの攻撃力がイマイチ。デフォー、レノン、デンプシーの前線のプレスは速いが、チェルシーの巧さはそれを上回る。何とかプレスをかいくぐると、ゴール前まで素早くワンタッチでパスをつないで攻め込んでいく。
 10分にはアザールのクロスにオスカーがシュート。そして17分、アザールのCKをDFギャラスがクリアしたところをCBケーヒルがボレーシュート。見事にチェルシーが先制する。
 トットナムもチャンスがないわけではない。4分、シギュルズソンのFKにギャラスが抜け出してシュート。19分にはスローインからデフォーがドリブルで抜け出してシュートを放つ。GKチェフがナイスセーブ。30分、レノンのクロスのクリアをシギュルズソンがミドルシュート。わずかに枠を外す。
 チェルシーも39分、ラミレスがドリブルで進み、横パスにマタがシュート。GKフリーデルのはね返しをもう一度マタ。だが今度はふかしてしまう。残り5分、ここからトットナムが猛攻を仕掛ける。43分、ハドルストンのCKのクリアをデンプシーがシュート。DFがブロック。ロスタイムにはデフォーが切り返しからミドルシュート。GKチェフがファインセーブ。
 後半に入ってもトットナムの攻勢が止まらない。そして2分、中盤深い位置からのハドルストンのFKを左SBフェルトンゲンがヘッドで落とすと、ギャラスがヘッドで押し込む。トットナムが同点に追い付いた。さらにトットナムの攻撃が続く。5分、レノンのクロスをデフォーとDFが競って、こぼれ球をシギュルズソンがボレーシュート。6分、フェルトンゲンの縦パスからデフォーがスルーパス。シギュルズソンがシュート。GKチェフがナイスセーブ。さらに9分、フェルトンゲンが中にドリブルで切れ込みミドルシュート。そしてその直後、レノンのクロスにデフォーがボレーシュート。これが見事に決まってついにトットナムが逆転した。
 前半もプレスは速かったが、自分のボールになるとパスがつながらなかったトットナムだったが、前半終盤から速さでチェルシーDFを崩しての2得点。すごい。だが、これでトットナムが一息ついてしまう。チェルシーが反撃を開始する。両チームとも中盤が空き始め、オープンな展開。早い攻守の転換、めまぐるしい攻防が展開される。
 そして21分、オスカーのクロスをCBギャラスがクリアしたところをマタが狭い隙間を通すミドルシュート。今度はチェルシーが追い付いた。24分にはオスカーのスルーパスフェルナンド・トーレスが抜け出す。が、フェルトンゲンが足をよく伸ばしクリア。だが、CKから始まった攻撃から24分、CHミケルからの斜めパスをアザールがワンタッチでスルーパス。マタが抜け出しシュートを決める。ついにチェルシーが勝ち越す。
 30分にはオスカーがミドルシュート。GKフリーデルがナイスセーブ。トットナムも31分、フェルトンゲンのクロスをアデバヨールが落とし、シギュルズソンがシュート。40分には右SBウォーカーのクロスをDFダビド・ルイスがクリアしたところをレノンがシュート。GKチェフがナイスセーブ。チェルシーも41分、マタのスルーパスからF.トーレスがシュート。トットナムは44分、デフォーのクロスをGKチェフが弾いたところにアデバヨールが詰める。GKチェフが間一髪抑える。さらに直後、ウォーカーがミドルシュート。GKチェフがスーパーセーブ。
 そしてロスタイム1分、ウォーカーからボールを奪ったマタがドリブルで前進。クロスにストゥーリッジが詰めてゴールに流し込みダメ押し点。これでタイムアップ。チェルシーが4-2でトットナムを寄り切った。前半はチェルシー横綱相撲かと思ったが、前半終盤からホームのトットナムが反撃。逆転また逆転の面白いゲーム。しかも内容も充実。速い、巧い、強い。やはりプレミアは面白い。