とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

届いたマスクはどうすればいいのか!? 最適な提案を待っています!

 世紀の愚策、全世帯マスク2枚郵送。小田嶋隆「マスク作戦はなぜ止められなかったのだろう:ア・ピース・オブ・警句」で、官邸内が首相・副首相に対して誰も意見が言えない状況になっているか、逆に、首相が側近らに徹底的に嫌われているかのどちらかではないかと推測しているが、どちらにせよ、愚策を連発する政府官邸に対しては、自民党内部からも批判の声が挙がっていると言う。コロナショック+アベノショックの二重苦から早く脱しないことには、他国以上の混迷状況に落ち込みそうだ。何とかならないのか。

 とりあえず、自分の身はできるかぎり自分で守るとして、強制的に送り付けられる布製マスクをどうすればいいのだろう。

 わが家では花粉症対策として1月中に購入した最後の1箱に手を付けたが、まだ何とか在庫はある(妻は洗濯して使っているが)。娘はたまたま通りがかったドラッグストアでスポンジ製マスクを売っていたと言って、3枚確保した。先日は妻の友人が布製マスクを作ったと言って、3枚いただいた。しかもスギの花粉の飛散は終息したようで、マスクなしで外出しても大丈夫になってきた。

 テレビやネットでは、布製マスクやハンカチなどを折り畳んで作る簡易なマスクの作り方などの情報が溢れている。多くの家庭では、何らかの方法でマスクを確保しているだろうし、それでもマスクをしていない人は、そもそも着用する気がないのではないか。家庭内や、人とすれ違わないような屋外では特にマスクをする必要もないだろうから、電車等で通勤している人や日常的に人と接する仕事をしている人以外は、今どうしてもマスクがないと困るという状況にはないのではないか。

 それでもマスクは強制的に送られてくる。まさか安倍首相が国会で着用しているようなお子様マスクではないだろうな。あんなマスクだったら、なおのこと、とても恥ずかしくて着用できない。とりあえず、送られてきたマスクは後回しにして、当面、家庭内の残る在庫のマスクを優先して使うだろう。でも、多くの人が私と同様に行動するとすれば、数百億円を費やして送られたマスクの内のかなりの量が各家庭で大量に余ることになる。麻生財務相が、定額給付金のバラマキを「みんな貯金してしまう」と否定しているが、貯金されればまだ銀行等で運用もできるが、マスクは家の中の引き出しに眠るだけ。それこそ何の役にも立たない。

 何かいい活用法はないものか。「送られてきたマスクが不要な方は引き取ります」という施設はないだろうか。「マスクとして着用する以外にこんな使い方があります」なんて提案はないだろうか。届いてもしばらくは家で保管する予定。最適な対処方法についての提案を待っています。

 

 

PS.

 下記の団体が、不要なアベノマスクの寄付を受け付けています。各地でこうした取組が進むと、もっといい。

NPO法人 ホームレス支援全国ネットワーク