とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

スマホを機種変更。今度は「XPERIA 8 Lite」です。

 スマホを買い換えた。2016年春に購入した「Zenfone GO」は、購入した当初から時々SIMカードを認識しなくなるなどの不具合があったが、再起動するなどの対処法も覚えて、約4年半。一応は使いこなしてきた。10月にガラケーを解約してスマホに一本化したが、この時にスマホも買い換えようかと思ったが、MNPを利用した音声SIMカードの交換とスマホの機種変更を同時に行うのは不安だったので、まずはスマホへの一本化を先行した。

 機種変更を考えたのは、Androidのバージョンが5.1で、使えないアプリが出てきたことに加え、ROMの残量が少なく、アプリの動作がもったりしてきたから。それで、いくつかのアプリをmicroSDへ移したが、今度はmicroSDを認識しないという不具合が発生。裏ブタを開けて抜き差ししたら再認識したが、これはさすがに買い替え時だろうと観念した。調べてみると、「Zenfone GO」のRAMは2G、ROMは16Gだから、これでは今どきあまりに少ない。microSDは32Gだが、たびたび認識しなくなるのでは心許ない。

 「スマホの買い替え時期」で検索すると、平均で3~4年。30歳未満では2~3年、60歳以上では5年以上(https://mobile.line.me/guide/article/29987124.html)とある。最大の理由はバッテリー寿命と書かれているが、「Zenfone GO」のバッテリー容量は大きく、こちらは何の問題もない。しかしAndroidのバージョンとRAM・ROMの容量は如何ともしがたい。買い替えるなら、RAMは最低でも4G以上、ROMは64G以上。「ZenFone GO」も1万円台で購入したと思ったけど、今度もそれほどハイスペックなものはいらない。3万円以下で購入できればいいな、という感じで、エントリーモデルを探した。

 最初は「Zenfone GO」に倣ってASUSで探したが、IIJmioのサイトで「Zenfone Max Pro」が19800円。RAMも6Gあるし、これにしようかと思ったが、台湾のメーカーで「Zenfone GO」の不具合も気になる。ちなみにAmazonや価格コムなども探したが、IIJmioが一番安そうだ。そこで、IIJmioのサイト内で他の機種を探す。すると「XPERIA 8 Lite」も19800円だが、こちらはIIJmioの音声SIM利用者には3000円分の「選べるe-GIFT」が付いてくる。実質、16800円。しかも国内メーカーのソニー製で、おサイフケータイと防水機能も付いている。21:9のワイドディスプレイで分割画面表示ができる点も面白そう。Androidは9.0だが、10へのアップデートも可能だ。ちなみに、「Zenfone Max Pro」はアップデートして9.0対応止まり。バッテリー容量は少し気になるが、これで決定した。ちなみに「選べるe-GIFT」は4月以降にメールで連絡というのだが、本当に来るのかな。とりあえずは19800円を支払った。

 3日ほどして本体が到着。何と、箱の中には本体以外、充電器も何も入っていない。しかも端子は「USB Type-C」。とりあえず、娘のスマホのケーブルを使って充電をした。さっそく本体側面のトレイを開けようとするが、これがなかなか開かない。娘に手伝ってもらって何とか開けると、これはmicroSDカード用のトレイ。さらにその右側にSIMカード用のトレイが入っている。不器用かつ初老の私の手ではうまく引き出せず、これも娘に作業をしてもらう。「Zenfone GO」の裏ブタを開けて、取り出したSIMカードをトレイに置くも、なぜかサイズが合わない。「XPERIA 8 Lite」は「nano SIM」だった。そこで、micro SIMの外側を割って、「nano SIM」サイズに変える。これももちろん娘の作業。娘も「怖いよー」と言いながら作業をしてくれた。トレイにストッパーの類がないので、うまく乗せて、そっと細いスロットに差し込む。さらにmicroSDもトレイに乗せ、一緒に押し込んだ。こうした細かい作業ができる人でないと枠安スマホはお勧めできないかも。娘がいてよかった。

 電源を入れたら、古いスマホからデータ転送のアプリが立ち上がり、メニューに従って作業をしたら、旧機種のアプリや連絡帳などのデータを転送してくれた。Xperiaのサイトには簡単データ転送ができる「Xperia Transfer 2」の紹介があるが、データ送信側機種はAndroid6.0以降と但し書きが付いている。上記のように「Zenfone GO」はAndroid5.1。いったいどのアプリが起動し、何が起こったのかよくわからなかったが、簡単に転送できたのはよかった。ただし、転送されたのはアプリと連絡帳などで、各アプリのログイン情報などは転送されていないので、その後、LINEやFacebookなどの各アプリを立ち上げてはログインし、旧機種も起動させて、データ引き継ぎなどの作業を行った。丸1日以上の作業となったが、ある意味これを楽しいと思わなければ、機種変更などできないかも。ちなみにSIMカードを抜いてもWifi機能はあるので、旧機種も自宅なら支障なく使用ができる。しばらく立ち上げておいたが、あらかたの転送が終わった3日後には電源を切って引き出しの中に仕舞い込んだ。

 初日はもっぱらアプリのアイコンを並び替え、ロック画面とホーム画面の壁紙を入れ替えた。また翌日は「Xperia 使いこなしガイド」を見ながら、様々な機能を試し、わからないところは検索しながら機能を確認。3~4日で概ねの使い方は習得。「USB Type-C」のケーブルはダイソーへ行ったら、100円+税で売っていた。これで準備万端。電話もメール、LINE、SMSなども問題なし。バッテリーは一度満杯まで充電したら、3日経っても50%程度。もともとたくさん使う訳でもないし、これなら全く問題なし。サクサク動いて気持ちがいい。横幅が狭い縦長サイズも気に入っている。やはりスマホは4~5年に一度は買い替えるべきものなのかも。今の心配は「選べるe-GIFT」が本当に来るのか、ということくらいかな。買い替えて大満足です。