とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

J1リーグ第12節 FC東京VS.横浜F.マリノス

 29日のゲームでフロンターレに完敗したグランパス。先のサガン戦の敗戦もあって、ここ3試合、1勝2敗。ふと下を見ると、3位サガンとは勝ち点差6。4位マリノスとは8ポイントの差だが、マリノスのゲーム消化はグランパスより3試合少ない。しかもマリノスは開幕戦にフロンターレに敗れて以降、無敗を続けている。負け数はグランパスよりも少なく、このまま行くと逆転されるのではないか。好調マリノスのゲームを観戦した。

 相手はFC東京。こちらは現在3連敗中で10位に沈んでいる。布陣は4-4-2。ディエゴ・オリベイラと永井の2トップに、右SH東、左SH田川。ボランチに森重と安部柊斗が並ぶ。SDは右SB内田、左SB小川諒也。渡辺剛とジョアン・オマリのCBにGKは波多野。森重をボランチに上げて守備は落ち着いたが、得点力は上がらない。対するマリノスは4-2-3-1。オナイウ阿道をトップに、トップ下にマルコス・ジュニオール。右SHは新加入のエウベル、左SHに前田大然。ボランチには扇原と喜田が並ぶ。DFは右SB松原、左SBティーラトン。畠中とチアゴ・マルチンスのCBに高丘がGKに入る。

 開始1分、中盤でCH喜田がボールを奪うと、縦パスに左SH前田が抜け出してシュート。DFがブロックしたが、前田を追いかけた右SB内田が、足を滑らせたか、追い付けず倒れ込むと、肩を抑えたまま動けない。そのまま右SB蓮川に交代した。その後も攻め続けるマリノスは8分、右SHエウベルが右SB松原とのワンツーで右サイドを抜け出すと、ゴール前に詰めたのはオナイウ阿道。クロスを押し込んで、マリノスが幸先よく先制点を挙げた。

 FC東京は10分、左SB小川がFKを狙うが、わずかにポストの右。マリノスも15分、左SBティーラトンのFKはバーの上に外した。18分、左SB小川のCKのクリアを右SH東がボレーシュート。しかしGK高丘が正面でキャッチした。その後はFC東京が攻めていく。32分、右SH東のクロスにFWディエゴ・オリベイラがヘディングシュート。GK高丘がファインセーブ。続く左SB小川のCKにCH森重がヘディングシュートするが、枠は捉えられない。パスをつないで攻めるFC東京に対して、マリノスは早い寄せとブロックで決定機を作らせず、逆にカウンターを狙う。

 37分、左SBティーラトンの縦パスをCFオナイウが右に展開。右SB松原が駆け上がり、クロスにCFオナイウ阿道がヘディングシュート。FC東京は44分、左SB小川のFKをCH森重が折り返して、FWディエゴ・オリベイラがヘディングシュート。45+3分にはCH安部がミドルシュート。決定的なチャンスはつかめない。このままマリノスのリードで前半を折り返した。

 後半もFC東京が後方でパスを回し、マリノスが速攻という展開。3分、右SHエウベルがうまい反転で前を向くと、OHマルコス・ジュニオールのクロスをCFオナイウが落として、右SHエウベルがシュート。GK波多野がファインセーブする。そして7分、自陣深い位置からの右SB松原の縦パスをOHマルコス・ジュニオールがワンタッチで前に送ると、右SHエウベルが走り込み、クロスにCFオナイウ阿道がシュート。きれいな形でマリノスが追加点を挙げた。

 FC東京は10分、田川、東、ジョアン・オマリを下げて、左SHアダイウトン、右SH三田、CHに青木を投入。森重をCBに下げる。マリノスもこのタイミングでエウベルと前田の左右を入れ替えた。すると12分、左SHエウベルのクロスに右SB松原がヘディングシュート。GK波多野がキャッチする。そして16分、右SB松原の縦パスを受けたOHマルコス・ジュニオールが左前に斜めのパス。これで抜け出した左SHエウベルがシュート。GK波多野がセーブするが、こぼれ球にCFオナイウ阿道が詰めてシュート。マリノスが3点目を挙げた。

 その後もFC東京が攻めるが、マリノスはCH喜田がよく動いて中盤で芽を摘み取る。28分にはOHマルコス・ジュニオールに代えて天野を投入。FC東京は30分、ディエゴ・オリベイラを下げて左SHレアンドロを投入。アダイウトンをFWに上げる。だがマリノスはエウベルが好調。32分にはOH天野のパスを受けて、左SHエウベルがシュート。33分にはOH天野のスルーパスに右SH前田が抜け出し、シュートを放つ。GK波多野がファインセーブ。

 36分、マリノスオナイウ阿道、前田、扇原を下げて、新加入のCFレオセアラ、右SH水沼、CH渡辺皓太を投入する。42分、FW永井のシュートはポスト右。FWアダイウトンのシュートもCH喜田がブロック。続く三田のCKは直接ゴールを狙ったが、GK高丘がファインセーブする。45+1分には左SHエウベルを下げて小池を投入。45+2分、FWアダイウトンのシュートもGK高丘がキャッチ。そしてタイムアップ。3-0。マリノスが快勝し、無敗を10試合に伸ばした。

 開幕戦こそフロンターレに完敗したが、マリノスはいいサッカーをしている。交代選手も天野や水沼、小池など、層が厚い。そしてエウベルがしっかりチームに溶け込んで、オナイウ阿道と共に絶好調。マルコス・ジュニオールが操る攻撃は速く、鋭い。両SBの中に位置を取っての攻撃参加もスムーズで厚みがある。守備は扇原と喜田のボランチが効いている。これはこれからますます勝ち点を積み上げていきそうだ。次節は8戦無敗で5位に付ける好調ヴィッセルが相手。面白いゲームになりそうだ。