とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

絶不調

 絶不調である。この絶不調は先週の月曜日から始まった。10時に妻の友人が遊びに来るというので、10分ほど前にクルマをガレージから出し、家の前の道路に止めた。友人は10時半位に来て、12時近くまで家にいた。彼女が帰った後、クルマをガレージに移そうとしたら、黄色いステッカーが張ってある。駐車違反のステッカーだ。ショック! まるで空き巣に遭ったみたいだ。すぐに警察へ行って、手続きを済ませ、帰りに郵便局へ寄って、反則金を支払った。わが家は角地のため、交差点から5m以内ということで、18,000円。ステッカーは駐車監視員が貼っていったもので、調べてみると、去年の11月からうちの街区が監視重点地区になっていた。やれやれ。来客時の自宅前の駐車なので、一言声をかけてくれればと思うが、書類を作成する警察官に愚痴を言ってもしょうがない。彼も面倒くさそうだった。仕方なく、どこへ停めておけばよかったのかと聞いたら、パンフレットをくれた。自分の家のガレージからでも3mは離さなければいけないというのは、理不尽な気がする。

 ロシアがウクライナ東部の親ロ派が実効支配する2州の一部の独立を承認したのが、同じ21日。それまで散々挑発を続けていたアメリカに対して、ついにロシアが動いた。そして24日には軍事拠点への攻撃を始める。その後の状況はニュースで日々報じられているとおり。EUの東方拡大やいつまでも果たされないミンスク合意。そしてこれらの批判を一顧だにしないアメリカやEUウクライナに対して、プーチンにとっては中国との経済的な連携の強化など、勝算もあった上での決断だろうと思うが、現状はそのようには進んでいない。ウクライナアフガニスタン化や、世界が二つのブロックに分かれるといった話もあるが、今後、世界はどうなっていくのだろう。

 日本のマスコミでは、極悪プーチンには世界制覇の意図があるかのような報道が多いが、そんなことがあるはずがない。私には逆にアメリカはどうしたいのか、どうしたかったのか、よくわからない。窮鼠猫を噛むというが、ネズミと猫ではどちらが悪いのだろうか。どれだけ侮辱され、挑発されても、刃物を出して切り付けた方が犯罪者、というのは理不尽ではないか。と思うが、ロシアの言い分や立場に立って、今後の見通しを語るメディアや専門家はいない。そんな思いでテレビを見ていると、正直、身体に悪い。

 そのせいか、金曜日になったら、腰が痛くなった。週末はほとんど寝込んで過ごした。そうした私の姿を見たせいか、昨秋から具合が悪く、先月からようやく復調した娘の体調がまた悪くなった。腰の痛みは、尿路結石のような気がする。それでも週末を休んでいたら、多少は回復の兆しが見えた。

 そして今週の月曜日は3回目のワクチン接種が予約してあった。予診票に「腰が痛い」と書いたが、医師には一顧だにされず、注射をされた。当日は左肩が痛い程度で支障なかったが、翌日になって、身体がだるい。腰痛もまたぶり返してきた感じ。体温も37度を超えている。テレビを見ると、相変わらずロシアを極悪非道のように放送している。昨日の停戦交渉も少しは期待したが、進展はない。本田圭佑が少しまともなことをツイッターで発信したが、猛反発を受けていた。テレビを見る気がしない。本も読む気がしない。いつまでこんな状態が続くのだろうか。誕生日までにこの絶不調から抜け出せるといいのだけれど。

 こんなことを書くと炎上するのかな? どうか、ワクチンの副反応のせいということにしてください。