とんま天狗は雲の上

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トイレ詰まりの原因は最終汚水桝の破損(その2)

 「トイレ詰まりの原因は最終汚水桝の破損(その1)」から続く。

 

 詰まりの原因の一つに、コストコで買ったトイレットペーパーがある。詰まっている状況を見るに、排水管の中で溶けていない。そこで、日曜日にドラッグストアで溶けやすいトイレットペーパーを買ってきた。コストコのトイレットペーパーは詰まりやすい、という噂は知っていたが、本当にそのとおりだ。購入後は、新しいトイレットペーパーに入れ替えたが、それまではコストコのトイレットペーパーの使用を余儀なくされた。

 月曜日は午前9時半に、妻の病院の予約が入っていた。そこで、市役所が始まる8時半早々に下水道課へ電話を入れた。すると、午前中にでも確認に来るという。最終汚水桝は常にクルマを停めている下にある。確認時に立ち会わなくてもかまわないと言うので、外出中に見に来てもらうことにした。予定の診察を終え、続いて指の内出血を診てもらうために、整形外科へ行く。その終わり際、12時前に市役所から電話があった。

 「市で修理をするので、工事が決まったらまた電話します」とのこと。思ったよりも対応が早くてよかった。しかし夕方17時位に、また市役所から電話が入る。曰く「業者が確認に行ったら、また排水管が詰まっているので、掃除をしてほしいのですが」と。そりゃ、いったん掃除をしたとはいうものの、またトイレを使えば多少は詰まるだろ。詰まりの除去をした業者も「汚水桝の工事が終わるまでは、また時々掃除をして、詰まったトイレットペーパーを取り除いてください」と言っていた。

 「掃除をしてもいいけど、しょせん僕がやるわけだから、業者が満足いくような掃除ができるとは限らないし、また詰まりますよ」と市役所の担当者に言うと、「工事をするときに立ち会ってもらって掃除をしてもらうのかな」とブツブツと言いながら、「業者と相談して、また連絡します」と言う。「業者に連絡先を教えていいですか?」というので、了承する代わりに業者名を教えてもらった。その後、業者名を検索すると、地元のそれなりの規模の土木業者。てっきり管工事業者かと思っていたが、汚水桝の工事は土木業者が施工するようだ。

 翌朝、気になったので、自分で汚水桝のコンクリートふたを開けてみた。すると確かにトイレットペーパーがインバートの切れ目に引っ掛かり、排水管までつながっている。そこで、ホースから水を噴きつけ、トイレットペーパーを流し落す。日曜日の午後から、溶けやすいトイレットペーパーに替えたが、それまでに使用したコストコの白いペーパーが引っ掛かっている。作業後、フタを戻そうとするが、けっこう重くて苦労する。

 その後、9時前に再び市役所から電話があった。「昼イチで業者と共に行きたい」とのこと。昼イチには別用があったが、そちらを14時に遅らせて、現地確認を待つことにした。仕事よりもトイレが大事。13時過ぎに業者が3人来て、少し遅れて市役所の担当者が2名。汚水桝を開けると、もうトイレットペーパーは引っ掛かっておらず、特に何も言われなかった。やはり普通のトイレットペーパーなら引っ掛からないようだ。

 だが、どうやって修理をするか、なかなかその方針が決まらない。まずは応急措置をしようということで、土嚢袋を切って、インバートの破損個所に貼ったところ、何とか水はその上を流れていった。とりあえずはこれで使用してほしいとのこと。しかし方針はなかなか決まらない。モルタルでインバートを作る職人も今は少ないようだし、その下に水みちができている。汚水桝を交換するか、樹脂製の桝がコンクリート桝の中に入らないかなど、いろいろ話をしていたようだが、結局、「修理方法を検討し、後日、また連絡します」ということで帰っていった。   (その3)に続く。