昨年10月、台所の流しが詰まり、業者を呼んだところ、排水桝が詰まっていて、掃除をしてもらったら直った。あれから1年、また流しの流れが良くない。まだ1年。でも1年。念のため、自分で排水桝を点検してみることにした。わが家の排水桝はこんな感じ。
直径25㎝位の簡易なものだが、取っ手を持って引っ張ってみたが外れない。でも点検のために業者を呼ぶわけにもいかない。そう思って、外枠にある小さな窪みにドライバーを差し込んでこじ開けてみた。すると簡単に蓋が開いた。よかった。
桝の中を見ると、1年前と同様、白い油の固まりのようなものが浮いている。植栽用のシャベルで掬い出し、枡内や流れ込む排水管をホースで洗浄。管内から黒い汚物も流れ出てきた。上が取り出した固定物の画像で、下が取り除いた後の画像。もう少しきれいに取りたかったが、泡状になって浮いているものまでは取り切れなかった。
「これですっきり流れが良くなった」と言いたいけれど、実はまだ流しからの排水の吸い込みがイマイチ。流しの排水トラップの中のゴミカゴや防臭ワントラップを金たわしでゴシゴシと磨き、汚れを落とす。ついでに洗浄用のタブレットを入れたが、こちらはどれだけ効果があるのだろう。
とりあえず、排水桝と流し回りの掃除を完了した。前回の掃除からわずか1年。それでこんなにも固形物が貯まった。やはり1年に1回は排水桝の掃除をしなくてはいけないのだろう。今回、マイナスドライバーで簡単に蓋が開くことがわかった。これからは嫌がらず、定期的に排水桝の点検をすることにしよう。