とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

自動車保険のベテラン電話担当者にやられた!

 先々週の土曜日に妻が親指を自動車のドアに挟んで、整形外科に行ったことは既に書いた。翌週の金曜日にももう一度、整形外科へ行き、包帯を外して、絆創膏を張ってもらい、それで治療は完了した。

 そこで、先週の土曜日にふと思った。これって傷害保険の対象にならないか? それで念のため電話をしてみることにした、とは言っても休日。そこで、24時間事故対応ダイヤルに電話をした。どうやら保険金支給の対象になるようだ。そう言えば、6月位に妻が自宅で転倒して尻もちをつき、圧迫骨折をした。これも対象になるかなと思い、確認をすると、こちらもどうやら対象になるらしい。いずれにせよ、土曜日なので、週明けに傷害保険の担当者から電話をするとのことだった。

 それで、24時間事故対応ダイヤルを回した時、最初に「自動車事故は1番を、その他の事故は2番を」という類の自動音声が流れていた。そう言えば、うちの自動車保険も同じ保険会社ではなかったか。自動車保険には対物・対人の事故以外にもいろいろと特約が付いていた。ひょっとして、自動車のドアに指を挟んだケガにも保険金が下りるかもしれない。そう思って、自動車保険の証券番号などを伝え、確認をしてもらう。するとこちらもどうやら対象となる特約が付いているようだ。いずれにせよ、これも後日、自動車保険の担当者から電話があるとのこと。電話を楽しみに週明けを待とう。

 先に電話があったのは自動車保険の担当者。声の感じは50歳前後のベテラン女性。爪を挟むまでの状況やケガ人と私との関係などを確認した結果、健康保険を利用して支払った医療費全額と見舞金(通院4日までは1万円。5日以上なら10万円!)が支給されることが分かった。けっこう大きい。そこで喜んで気が緩んでしまった。それが運の尽き。家族構成を聞かれ、「娘は会社勤め」と答えると、「家事は奥様がされているのですね」と言うので、「いや、それが妻は要介護で、家事は私がやっているんです」と余計なことをついつい話してしまった。すると「では、家事休業給付金は支給されません」。えっ! 「余計なことをしゃべりましたか?」「でも知ってしまいましたから」。やれやれ。ベテランの電話担当者にやられた!

 もちろん正直に話したわけで、妻が家事をしていないにも拘わらず、家事休業給付金をもらうことの方が良くないことはわかっている。でもやっぱりしまったなあと後悔の念が収まらない。ちなみに、その後かかってきた傷害保険の電話担当者は、声の感じでは20代の女性で、気持ちよく話ができ、先週のうちに保険請求のための必要書類も届いた。が、自動車保険の方は未だに必要書類が届いていない。ひょっとして、家事をしていないと保険がすべて対象にならないのかもしれない。どうしよう。そうだとするとショックが大きい。保険請求関係の郵便が届くのを今度はヒヤヒヤして週明けを待つことになってしまった。