とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

チェルシー快勝 首位奪還

 前節サンダーランド戦を7-2と圧勝し、一時の低迷を脱した感のあるチェルシー。今節にはデコも復帰し、ますますその陣容を整えてきた。一方のバーミンガムも、前節マンU相手に1-1のドローで12試合連続無敗と好調をキープしている。総失点も19とチェルシーアストンビラについで少なく、この堅守のチーム相手にチェルシーがどんな戦いをするか、興味があった。
 ところがバーミンガムのエンジンのかからない前半5分、J.コールが右サイドをドリブルで抜け出し、狙いすましたクロスにマルーダがきれいに合わせて、あっさり先制点を挙げてしまった。
 バーミンガムもこれで気落ちすることなく前から積極的に攻める。12分、前線でベニテスからジェロームに渡りシュート。これがDFに当たりゴールに向かうが、惜しくもバーを上を越えていった。
 しかしその後は次第にチェルシー・ペースになる。21分にはマルーダのCKにカルバーニョがヘッドで合わせ、ポストを叩く。22分には同じくマルーダのクロスからランパードがシュート。24分には左サイドA.コールからJ.コールへ。さらに27分にはJ.コールがバラックとのワンツーからシュート。そして32分。右サイドでイバノビッチとパス交換したバラックが中央へパスを通すと、ランパードがワントラップでピタリと止め、ミドルシュート。追加点を挙げる。
 後半に入ってもチェルシー・ペースが続く。6分、アネルカのミドル。9分にはマルーダからA.コールが左サイドを駆け上がりクロス。これをバラックがヘッドで合わすが、GKが好セーブ。14分にもマルーダのCKにバラックがシュート。21分にはイバノビッチアネルカと渡ってJ.コールがクロス、マルーダがシュート。26分にはアネルカマルーダからA.コールがシュート。
 バーミンガムも必死で攻め込む。直後のゴールキックからベニテスがキープし、マクファーデンがシュート。そして31分には同じくベニテスからのパスをファハイがシュートするが、チェフがナイスセーブ。
 その後はバーミンガムも疲れて再びチェルシー・ペース。45分にデコからマルーダに長いパスが出て、ランパードが3点目を決める。ゲームセット。3-0の快勝で終わった。
 これでチェルシーが勝点を51に伸ばして首位。マンUが1ゲーム多いながら勝点50で2位。今節引き分けたアーセナルが勝点49と3チームが1点差できれいに並ぶ。今週末にはマンUvsアーセナルの2位・3位決戦。チェルシーはこれを高見の見物に、バーンリー、ハルと下位チームとの連戦だ。これを勝利して余裕でアーセナル戦に臨むことができるか。プレミアリーグはいよいよ佳境に入りつつある。