とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

ビッグロンドンダービーは伯仲のゲームを展開するも、チェルシーががっちり守り切って2-1で勝利。首位を守る。

 アーセナルチェルシーのビッグロンドンダービー。いずれもここまで負け知らず。4勝1分けで首位のチェルシーアーセナルも2勝3分けと次第に調子を上げてきた。
 10分、ジェルビーニョの仕掛けから落としをカソルラミドルシュート。12分にはディアビミドルシュート。序盤、アーセナルがパスを回して攻めていく。しかしチェルシーの守備も堅い。そして20分、イバノビッチの上がりから得たFKをマタが蹴ると、ダビド・シルバの頭を越えたボールにフェルナンド・トーレスがコシエルニと競りながら足で合わせる。技ありのシュートでチェルシーが先制した。
 アーセナルも反撃する。28分、ポドルスキーのクロスにジェルビーニョがヘディングシュート。テリーが胸で止めてGKチェフがキャッチ。チェルシーの守備は落ち着いている。
 だが42分、アルテタから右に展開すると、オクスレードチェンバレンのクロスをジェルビーニョが受けて、反転からシュート。強烈にネットに突き刺し、アーセナルが同点に追い付いた。
 その後も攻守がめまぐるしく交代する面白い展開。ロスタイム1分、後方からのフィードをF.トーレスが落とし、OHオスカーがシュート。4分にはオスカーのキープからF.トーレスがシュート。サイドネットを揺する。
 後半に入っても激しい攻防。5分、左SBギブスのスルーパスポドルスキーが抜け出してクロス。DFのクリアをカソルラがシュート。前半同様、立ち上がりはアーセナルが攻勢に出る。だが8分、F.トーレスのドリブルをフェルメーレンが後ろから押してファール。カソルラの蹴ったFKは直接ゴールに飛び込んだ。チェルシー勝ち越し。
 アーセナルも反撃する。14分、ギブスのクロスにポドルスキーがヘディングシュート。GKチェフがファインセーブ。21分、カソルラが左に展開、ギブスのクロスはCBルイスがクリア。アーセナルの攻撃に対してチェルシーががっちりと守り、カウンターを仕掛ける。めまぐるしく攻撃が交代する。
 22分、アーセナルラムジーポドルスキーに代えて、ウォルコットとジルーを投入。28分、ジルーのシュートがDFに当たりコースが変わる。GKチェフ、スーパーセーブ。38分、カソルラのFKにコシエルニがヘディングシュート。ポストにはね返される。44分、ジェルビーニョのクロスにカソルラがシュート。枠を外す。そしてロスタイム1分、カソルラからオクスレードチェンバレンのスルーパスにジルーが抜け出し、GKをかわしてシュート。だがサイドネット。ゴールに入らない。
 最後まで激しい攻防が続いたが、チェルシーが落ち着いて守り切ってタイムアップ。好調同士のゲームはチェルシーが勝利して首位を守った。今シーズンのチェルシーは攻守にバランスが取れている。アザール、オスカー、マタと技巧派を揃え、F.トーレスが好調のチェルシーは簡単には崩れない。そしてCLを制した守備力も健在。このまましばらくはリーグをリードしそうな勢いだ。