とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

プレミアリーグ第32節 エヴァートンvs.トッテナム

 グランパスはミッドウィークにゲームがあったことから、今節は日曜日開催。そこで土曜日は久し振りにプレミアリーグを観戦した。もっともプレミアリーグFA杯もあって上位チームのゲームがあまり予定されていない。そこで7位・8位対戦となったエヴァートントッテナムのゲームを観戦した。CL出場圏内の4位まで、勝ち点差5の7位トッテナム。8位エヴァートンとの勝ち点差はわずか1。負ければ順位が入れ替わる。しかもエヴァートの方が、1ゲーム消化が少ないから、なおのことトッテナムは負けるわけにはいかない。

 エヴァートンの布陣は3-5-2。リシャルリソンとハメス・ロドリゲスが2トップを組み、シグルズソンとアランがトップ下。トム・デービスがアンカーに入る。右WBはイウォビ、左WBにディニュ。3バックは右からゴッドフレイ、マイケル・キーン、ホルトゲイト。GKはピックフォード。対するトッテナムも同じく3-5-2。こちらはケインとソンフンミンの2トップに、エンドンベレとシソコがIH。アンカーにはホイビュルクが座る。右WBはオーリエ、左WBにレギロン。CBは右からダイアー、ロドン、アルデルヴァイレルト。GKはロリスが守る。

 序盤から互角の展開。5分、左IHシグルズソンミドルシュートを放つが、その後はお互いなかなかシュートまで行けない。ようやく22分、エヴァートンはFWハメス・ロドリゲスの縦パスからFWリシャルリソンがミドルシュート。GKロリスがファインセーブする。先制はトッテナム。27分、IHエンドンベレが左サイドからクロスを入れると、CBキーンが触ったボールがFWケインの下に流れる。ワントラップからボレーシュートトッテナムが先制点を挙げた。しかしエヴァートンも負けてはいない。31分、左IHシグルズソンがドリブルで持ち上がり、クロスにFWハメス・ロドリゲスが走り込んでシュート。を打とうとしたところに、後ろから追いかけた左WBディニュが押し倒してしまう。PK。これをシグルズソンが決めて、すぐに同点に追い付いた。

 その後はエヴァートンの攻勢が続く。34分、FWリシャルリソンがPA手前でCBホルゲイトに倒されてFKを得ると、シグルズソンがシュート。だが壁に当たる。37分、FWハメス・ロドリゲスミドルシュート。38分にもFWハメス・ロドリゲスが左IHシグルズソンの縦パスからシュートを放つ。GKロリスがファインセーブ。続くシグルズソンのCKをリシャルリソンがヘディングシュートするが、GKロリスにキャッチされた。45+1分にはFWハメス・ロドリゲスのFKに右CBゴッドフレイが走り込み、ヘディングシュートするが、枠は捉えられない。前半はこのまま1-1で折り返した。

 後半もプレミアらしい攻め合う展開が続く。3分、FWハメス・ロドリゲスのCHにFWリシャルリソンがヘディングシュート。トッテナムも7分、FWソンフンミンが仕掛けてシュート。GKピックフォードがナイスセーブする。11分にはFWケインがドリブルで運び、中へのパスを左IHエンドンベレがミドルシュート。続くソンフンミンのCKをCBアルデルヴァイレルトがヘディングシュート。右ポストに当たって逸れていった。

 先に動いたのはエヴァートン。16分、右WBイウォビを下げて、コールマンを投入。すると直後の17分、右WBコールマンがFWリシャルリソンと大きなワンツーで右サイドを上がり、クロスに左IHシグルズソンがシュート。エヴァートンが勝越し点を挙げた。トッテナムは19分、エンドンベレとレギロンを下げて右IHラメラと左WBルーカス・モウラを投入する。すると23分、右IHラメラのクロスをCBキーンがヘディングではね返すが、これがCBホルゲイトに当たって後ろにこぼれる。これをFWケインがボレーシュート。すぐにトッテナムが同点に追い付いた。

 27分、左WBルーカス・モウラのクロスにFWケインがヘディングシュート。右ポストに当たる。31分には右IHラメラがミドルシュート。するとエヴァートンは33分、CHトム・デービスを下げてCFキングを投入する。布陣は3-4-3。33分、FWソンフンミンのドリブルから左に流して、FWケインがカットインからミドルシュート。だがDFがブロックする。するとエヴァートンも34分、右WBコールマンがミドルシュート。さらに直後には左WGリシャルリソンのパスから右WGへメス・ロドリゲスがスルーパス。CFキングが抜け出してシュートを放つが、GKロリスが飛び出し、ナイスセーブ。はね返りを左WGリシャルリソンが狙うが、シュートは大きく枠を外した。その後も攻めるエヴァートン。45+3分にはCHシグルズソンのパスから右WGハメス・ロドリゲスミドルシュート。だが左に外れる。そしてタイムアップ。ゲームは結局、2-2のドローで終わった。

 それなりに面白いゲームだったが、お互い実力も拮抗。勝ち点1を分け合って、上位との差を詰めることはできなかった。残り試合数はトッテナムが6、エヴァートンが7。上位チームを見ると、マンUチェルシーの中にウェストハムの名も。プレミアリーグはEL出場圏内をめざし、いよいよ最後の戦いに入ってきた。