とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

ミスをするのは賢いから?

 先週書いたサッカーブログに2本とも、間違ったことを書いてしまい、翌日になって修正した。マリノス戦では、「次節ガンバ戦、次のヴィッセル戦の前に勝って勢いをつけよう」と書き、翌日になってヴィッセル戦の方が先だと気づいた。ヴィッセル戦ではグランパスの1点目の押し込んだのは「酒井宣福」と書いてしまい、翌日になって「ユンカー」だったことに気が付いた。

 間違いについてブログに書いて謝ろうかと思ったが、私のブログを見ている人は少ないし、気が付いた人は「バカな奴。このブログ、信用できないな」と思っただろうが、それも正しい。後から間違いを正したところで、「信用できない」と思った人がもう一度、私のブログを見ることもないだろう。しれっと修正して済ませることにした。

 私のブログで得た間違った情報を他人に話して恥ずかしい思いをしたり、何らかの不利益が生じたという人はいないだろうが、万一いたら謝りたい。高齢期になるとミスが多くなる、という話ではなくて、前はブログを書いた後、1日置いて、内容を確認してから投稿していたのが、最近はけっこう忙しいことから、書いて即投稿することが多いので、こういうミスが起きる。じゃこれからは改めるかと言えば、たぶん面倒くさいので、これからもこの種のミスもあるだろう。この際、ついでに謝っておこう。これまでも、そしてこれからも、ごめんない。

 先週の金曜日、通勤途上でNHKラジオを聴いていたら、「○○のトリセツ」で有名な黒川伊保子が「年を重ねると、気付きが多くなるので、忘れることも多くなる」ということを言っていた。コピーをしようと部屋を出て、でも途中でいろいろと思い付くことがあり、そのままトイレの前まで行って、「あれ?何をしに来たんだっけ」と用件を忘れてしまう。私も昔よくあった。今も時々ある。これは黒川伊保子によれば、けっして高齢期による物忘れではなく、経験を積むと気付きが増えてくる結果、脳の容量を超えて、スタックしてしまう現象だと言う。上司が若い社員に「どうしてこんなことに気が付かないのか」と思うことがあるが、それも経験のなせる業。それだけ経験を積んで脳は賢くなっているのだと言う。

 なるほど。だから私にはミスが多いのか。いやいやブログの間違いは賢いからではないだろう。単にいい加減になっているだけ。ここはしっかり反省すべきだ。そういえば、大学の講義で間違ったことを話し、半年もしてから間違いに気付いたこともあった。半年の授業の間なら、後日の講義で訂正もできるが、もう試験も評価も終えた後ではどうしようもない。彼らが社会に出て、先輩や社外の交渉相手等に間違った知識を披露して、評価を下げることがないように祈りたい。これはホントに申し訳ない。その後は極力注意して、二度とないように反省しています。本当にごめんなさい。