とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

AFC U23アジアカップ 準々決勝 カタールvs.日本

韓国戦をこのカタール戦に先発したメンバーで戦っていたら、よもや敗戦することはなかっただろうに。そしてグループを首位抜けなら、準々決勝の相手はインドネシア。開催国のカタールに比べればどれほど楽だったか。メンバー表を見た時、そう思った。 カター…

AFC U23アジアカップ グループB第3戦 日本vs.韓国

グループAはオーストラリアが敗退。開催国カタールが首位でグループリーグ突破。インドネシアがヨルダンに勝って2位でグループを通過した。一方、グループBは日本と韓国が勝ち点、得失点差ともに並び、このゲームで勝った方が首位突破となる。首位突破なら決…

問題はロシアより、むしろアメリカだ

昨年の6月に発行されており、また、収録されているエマニュエル・トッドと池上彰が対談してから既に1年以上が経っている。そしてウクライナ戦争はいまだ終わっていない。昨年秋にはイスラエルのガザ侵攻があり、両者の戦闘も、一時ほど詳細には伝えられなく…

J1リーグ第9節 名古屋グランパスvs.セレッソ大阪

前節、前半のうちから一人少ない状況を守り切って勝利を挙げたグランパス。今節の相手はここまで8戦無敗。前節首位に躍り出たセレッソをホームで迎え撃つ。ちなみにホームではセレッソに5連勝中。その相性の良さに期待した。 グランパスの布陣はいつもの3-4-…

AFC U23アジアカップ グループB UAE vs.日本

先に行われた韓国と中国の対戦は韓国が勝利した。日本も勝利すればグループリーグ突破が決まる。中2日の戦い。日本は先発を7人替えてきた。UAEの布陣は4-3-3。アディル・スルタンをトップに、右WGヤセル・アルブルシ、左WGハリブ・アブダラ。中盤はマフムー…

AFC U23アジアカップ グループB第1戦 日本vs.中国

先月のマリとウクライナとの親善試合は本当に情けない内容だった。その出場権がかかるu23 アジア杯がカタールで始まった。日本は中国、UAE、韓国と同組のグループB。ここで上位2チームに入るのは簡単ではない。しかもその先には、オーストラリアや開催国カタ…

J1リーグ第8節 ジュビロ磐田vs.名古屋グランパス

前節、アビスパと引き分けたグランパス。ゲーム前にはユンカーの半月板損傷が公表された。山岸もケガで出られない中、永井への負担が大きくなる。ジュビロは2連勝で11位まで順位を上げてきた。グランパスとの勝ち点差はわずか1。グランパスにとってはアウェ…

J1リーグ第7節 名古屋グランパスvs.アビスパ福岡

前節、コンサドーレに逆転勝利して、3勝3敗。順位も8位まで上げてきたグランパス。一方、アビスパはここまで2勝2敗2分。12位ながら、前節はアントラーズに1-0で勝利した。勝ち点差はわずか1。まだ序盤だが、しっかり勝ち点を積み上げていきたい。 グランパス…

<きゅんメロ>の法則

「ザ・カセットテープ・ミュージック」(BS12)は欠かさず見ている。本書も放送で紹介していたが、なんと地元の図書館の新書リストに掲載されていたので、思わず予約してしまった。タイトルの<きゅんメロ>は、「F→G→Em→Am」と続くコードのことで、洋楽ではあ…

J1リーグ第6節 北海道コンサドーレ札幌vs.名古屋グランパス

前節、マリノスの選手交代の不手際もあって同点に追い付き、さらに山中のスーパーFKで逆転勝利を挙げたグランパス。今節は依然勝利が挙げられないコンサドーレが相手。しっかり勝って、成績を五分に戻したいところ。 コンサドーレの布陣はいつもの3-4-3。鈴…

J1リーグ第5節 名古屋グランパスvs.横浜F.マリノス

前節、レイソルに勝利して、ようやく今季初勝利を挙げたグランパス。だが、今節の相手はマリノス。名前だけで負けを覚悟した。とは言っても、前節、ダブルボランチにして、だいぶ守備は落ち着いてきた。課題は得点力。1週間の代表ウィークで長谷川監督はどこ…

街場の成熟論

いつものように、さまざまな媒体に寄稿した文章を集めたコンピレーション本である。多くは、いつか読んだような内容である。でも、読みやすいし、まあ面白い。ウクライナ紛争に対する見方には賛成しないけどね。 でも、中でも興味深く読んだのは、「セックス…

国際親善試合 U-23日本vs.U-23ウクライナ

マリ戦では残念な結果と内容だったU-23日本代表。親善試合2戦目はウクライナU-23代表。とは言っても、欧州選手権を優先して、来日したメンバーには主力級の選手がいない。正直、もう少し楽に勝てるかと思っていた。 日本の布陣は4-3-3。染野をワントップに、…

国際親善試合 U-23日本vs.U-23マリ

W杯アジア予選の第4戦、北朝鮮戦は結局、中止になってしまった。これで最終予選進出が決まったのかどうかよくわからないが、まあケガなどもなく北朝鮮との対戦が終えられたのは良かったのではないか。そして昨日はU-23の強化試合。相手はアフリカ予選を3位通…

W杯アジア第2次予選 グループB第3戦 日本vs.北朝鮮

結局、アジア2次予選の第2戦、シリア戦は放送がなかったが、無事勝利。3戦目は北朝鮮と対戦する。ラフプレーが怖いが、けっして負けてはいけない相手。まずは日本で対戦する。日本の布陣は4-2-3-1。上田綺世をトップに、トップ下に南野を置いて、右SH堂安、…

孝明天皇毒殺説の真相に迫る

中村彰彦氏は直木賞も受賞している歴史小説家である。ということを、私は本書を手にするまで知らなかった。明治維新の裏で、いろいろな陰謀や画策があったという話はよく聞く。孝明天皇が若くして逝去した裏にも何かあったのではないか。明治以降の時代背景…

J1リーグ第4節 柏レイソルvs.名古屋グランパス

J1リーグで唯一3連敗。しかも無得点が続くグランパス。監督交代の声も聞こえだした。そして今節は2勝1分の2位と、好発進をしたレイソルが相手。アウェイ戦でもあり、4連敗を覚悟していた。 レイソルの布陣は4-4-2。元グランパスの小屋松と細谷の2トップに、S…

競争闘争理論

だいぶ前に「スポーツはすべて記録型と対戦型に分けられる?」という記事を投稿したことがある。本書ではまず、すべてのスポーツを「競争型」と「闘争型」に分ける。ほぼ私の分け方と同じだ。本書ではさらに、それぞれを「個人」と「団体」に分け、さらに「…

誰か、偽痛風の専門医に私の足を診てほしい。

去年の11月に、右足がつけないほどに甲の部分が痛くなり、整形外科に行った。医師は痛風を疑ったようだが、私が偽痛風を主張したため、レントゲンを撮ったところ、偽痛風特有の白い陰が映っていたとのことで、一応、偽痛風と認めてくれた。もっとも治療法は…

J1リーグ第3節 アルビレックス新潟vs.名古屋グランパス

グランパスはホームで開幕2連敗。しかも無得点。早くこの暗闇から脱してほしいが、今節はアウェイでアルビレックスと対戦。アルビレックスは昨季途中に伊藤涼太郎が抜けたが、9月以降は無敗で乗り切り、10位。今季も開幕戦はサガン相手にアウェイで逆転勝利…

未明の砦☆

久し振りに、太田愛の新作が出た。前作の「彼らは世界にはなればなれに立っている」がなんとファンタジー。もちろんいい小説だったが、今度の新作はいつもの社会派ミステリー。やはり太田愛にはこうした小説を書いてもらいたい。 今回のテーマは、非正規社員…

J1リーグ第2節 名古屋グランパスvs.町田ゼルビア

開幕戦のアントラーズ戦を観て、これは厳しいシーズンになりそうだと感じた。開幕戦に続いてホームで、J1に昇格したゼルビアを迎える一戦。ゼルビアは開幕戦こそ、終了間際に宇佐美の芸術的なFKで同点に追いつかれ、引き分けに終わったが、昨年J2で見せた勢…

パリ五輪アジア最終予選(女子)第2戦 日本vs.北朝鮮

いよいよ運命の最終予選第2戦。北朝鮮側の応援席は先に3000席完売。日本以上に盛り上がっている。第1戦ではなかなか攻撃が機能せず、特に後半は押し込まれた日本。だが、負ける訳にはいかない。選手たちの熱い気持ちに期待した。 日本の布陣は3-4-3。田中美…

日本が滅びる前に

先に読んだ「政治はケンカだ!」は面白かった。その後も、泉氏は何冊も本を出しているが、とりあえず本書を読んでみた。でもまあ、普段、Xなどで主張していることと同じことが書かれている。多少、目新しかったのは、「子ども施策は経済政策でもある」という…

パリ五輪アジア最終予選(女子) 北朝鮮vs.日本

パリ五輪のアジア最終予選は、北朝鮮とのホーム&アウェイでの勝負。アウェイのゲーム地がなかなか決まらず、ようやくサウジアラビアに決まったのは2・3日前。移動疲れと暑さが懸念された。 北朝鮮の布陣は3-4-3。キムキョンヨンをトップに、右WGにホンソン…

J1リーグ第1節 名古屋グランパスvs.鹿島アントラーズ

いよいよ今季のJリーグが始まった。グランパスは、藤井と中谷の実力ある二人のCBが移籍。先日のスーパー杯で安定したプレーを見せていた丸山も移籍し、代わりに加入したハチャンレはケガで欠場。守備がどうなるか、すごく不安だった。一方、攻撃陣も、森下…

人は違和感が9割

芸人やタレントで、リベラルな立場からしっかり主張し、コラムなどを書いているのは、ラサール石井と松尾貴史くらいか。もっとも二人のコラムは、Xの投稿などを辿って、新聞に掲載されたものを読むだけで、まとめて本になったものを読んだことはなかった。…

ジダン研究☆

体調を崩して、娘に図書館へ行ってもらった。借りてきた本を見てびっくりした。厚い! 815ページもある。六法全書か。でも、ことサッカーのことであれば、それほど苦労せずに読める。1週間で読み終わった。 冒頭の「はじめに」にこう書かれている。 ○これは…

フジフィルム・スーパーカップ ヴィッセル神戸vs.川崎フロンターレ

昨季J1リーグ王者と天皇杯王者が対戦するスーパーカップ。今年はヴィッセルとフロンターレの対戦だ。ヴィッセルにはフロンターレから宮代が加入した他、井手口の加入などもあったが、大きな異動はない。一方、フロンターレは、宮代の他にも、レアンドロ・ダ…

なぜ気象学者は間違ったか☆

「地球温暖化論争の疑問を追う」という副題が付いている。地球温暖化理論については、これまで疑問を呈する側の本を多く読んできた。たとえば、「『地球温暖化』神話」や「気候変動の真実」などのように、IPCCの報告書には偽造があるとか、政治的思惑で決め…