とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

雑感

新型コロナはいかに収束するか

5月6日に期限を迎える緊急事態宣言は延長される公算が大きい。最近は感染者数も頭打ちな感じだが、これが実際の数字だと思う人は少ない。医療崩壊を起こさないため、未だに検査数を抑えているという話もあるし、路上での変死の増加や、PCR検査をしないままの…

新型コロナは、角の生えたインフルエンザが高速で飛び回っているようなもの?

今朝、「新型コロナはインフルエンザに角が生えたようなもの?」を投稿したが、下記のビデオを見ると、角という言葉で表現した致死率だけでなく、感染力も格段に強いということがわかった。「新型コロナは、角の生えたインフルエンザが高速で飛び回っている…

新型コロナはインフルエンザに角が生えたようなもの?

1月下旬に、夫婦そろってインフルエンザに罹った。年が明けて、業界団体の新年祝賀会にいくつか参加したが、たぶんそこでもらったのだろう。38度近い熱が出てかなり辛かったが、迅速診断キットで陽性がわかった後、直後に行った薬局でインフルエンザ治療薬を…

「三密」「接触8割減」より「ソーシャル・ディスタンス」の方がまだ理解できる。

専門家会議や政府は、「三密を避けろ」と言い、「人と人との接触 8割減」と言う。新型コロナウイルスの感染は「人から人へ」と言われ、「接触感染」「飛沫感染」が中心だ。また、「エアロゾル感染」の可能性もあると言うが、「『エアロゾル感染』『空気感染…

一律10万円支給は生活支援でもあり、経済対策でもある。

感染拡大が止まらない。しかし先週末に想像したほどには爆発的に感染が増えているわけでもない。これは、特に首都圏など医療崩壊寸前な状況の中で、検査を抑えているということかもしれないが、都内などではテントでのPCR検査も始まっているから、今後また感…

「三密」→「八(七)割減」の次は、「週一」?

「クラスター」「オーバーシュート」「ロックダウン」とカタカナ語を乱発して批判を浴びた後は、カタカナ路線はやめて、数字を提示するやり方に変えたようだ。その代表が密閉・密集・密接の「三つの密」。いわゆる「三密」だ。「三密」自体を批判するつもり…

在宅勤務のできる人はざっと4割。これでは接触8割削減は無理では?

先の「『人と人との接触 8割減』と言うけれど、どうやって計測するのか? 結局それは自己責任のための言葉ではないのか」とほぼ同じ内容の投稿をFacebookでしたところ、上場企業の社長を務める高校時代の友人から「うちの会社は8割在宅にしました。都心の会…

「人と人との接触 8割減」と言うけれど、どうやって計測するのか? 結局それは自己責任のための言葉ではないのか

タイトルのことを書こうと思ったけれど、その前に以下のYouTubeを見てしまった。 「自分で考え いのちを守れ! 新型コロナと闘う その先の未来へ:デモクラシータイムス」 まったく児玉先生の言うとおりだ。今の日本の新型コロナ対策は全くのまやかし。感染…

「若年:青年:壮年:中年:熟年:老年」ということで

JAFの機関紙「JAF MATE」に毎号「Drive My Way | 私が来た道、歩む道」と題するコーナーがある。芸能人のインタビュー記事だが、今号の出演者は俳優の佐藤浩市。映画「FUKUSHIMA 50」の番宣的な内容でもあるが、佐藤浩市も今年で60歳を迎えるそうで、還暦を…

アベノマスクへの反応に、世間とのズレを痛感する

先週末に「届いたマスクはどうしたらいいのか!? 最適な提案を待っています!」という記事を投稿した。全世帯にマスクを2枚配布という愚策に対して、批判や嘲りの声が沸き起こったが、どれだけ声を上げようが、たぶんマスク送付は実行されてしまうだろう。…

「アベノマスク炎上の正体」で垣間見えた役人の萎縮

一昨日の緊急事態宣言前の首相会見を偶然、テレビで見てしまったが、経済対策の話から始まったことには強い違和感を覚えた(ちなみに昨日も見たけど、驚くような話はなかった)。国民の命とカネのどちらを重視しているのか。結局この人は、国民はカネさえ見…

首都圏の人ほど危機感が低いように感じる。

新年度を迎え、人事異動により首都圏から転勤となり、当社へもあいさつに来られた方がいた。先日まで首都圏で生活していた人にどう対応したらいいのか。できれば名刺交換も避けたいが、そういうわけにも行かず、相手がマスクを外していれば、こちらもマスク…

コロナショックで副業を容認する企業は増えるのか

コロナ禍が続くが、たまには違う話題を。先日、ある会合で副業の是非が話題となった。現在はまだ多くの会社で、原則、副業禁止となっているが、一人が「本業を活性化するためにも、副業は認めなければいけないのではないか」と言い出した。ちなみに、会合の…

届いたマスクはどうすればいいのか!? 最適な提案を待っています!

世紀の愚策、全世帯マスク2枚郵送。小田嶋隆が「マスク作戦はなぜ止められなかったのだろう:ア・ピース・オブ・警句」で、官邸内が首相・副首相に対して誰も意見が言えない状況になっているか、逆に、首相が側近らに徹底的に嫌われているかのどちらかではな…

アベノショックで疲弊した日本にコロナショックが襲う

中国の武漢市で始まった新型コロナウイルス感染症だが、中国の発表によれば武漢市の感染者数は5万人程度であり、人口は1000万人を超えるから、単純に計算すれば感染率はわずかに0.5%。中国特有の情報操作も疑われるが、感染率を20倍にしても10人に一人。し…

今、するべきことは生活困窮支援。ハローワークを活用すべき。

月曜日の羽鳥慎一モーニングショーで、コメンテーターの玉川徹と石原良純が支援は「人か、企業か」を巡り、声を張り上げて論争をしていた。翌日、石原良純のいない場で、「財務省の知人から、今は人への支援を優先すべき」と言われたと玉川氏が勝ち誇ったよ…

不要不急だが、不要ではない。不況のトリクルダウンを止めよ。

いわゆる感染クラスターと名指しされたライブハウスやスポーツクラブを始めとして、多くの業種で売上が減少したり、収入がストップするなどの影響が出ている。こうした中、コンサートがことごとく中止となってしまった新日本フィルハーモニーのメンバーがテ…

「不要不急」と「自粛」の意味

週末は特にNHKで、新型コロナウイルスに関する情報番組をのべつ幕なしに放送していた。外出の自粛を要請するなら、せめてテレビ番組くらい自宅で楽しめる番組を放送すればいいのに、これではますます気が滅入る。首都圏ほどの自粛要請が出ていない地方の住民…

昭恵夫人に「私人としての規範」を期待したいのだが・・・

安倍首相の妻、昭恵氏が、東京都から花見等の宴会の自粛要請が出ている中、芸能人らと花見会を楽しんでいたという報道について、国会でその是非を問われた安倍首相は「レスランの敷地内の桜の下で撮ったものである」という趣旨の答弁を行い、東京都の要請に…

コロナショックが変える社会環境

「リーマン対コロナ」。このタイトルの論考が、22日(日)付け中日新聞の「視座」に掲載されていた(ネットでは読むことができないようだ)。書いたのは同志社大教授の浜矩子。私の中ではアベノミクスに批判的な経済学者といった位置付けだが、このコラムの中…

いわゆる「ロックダウン」ではなく、いわゆる「都市の封鎖」

先日、小池都知事による新型コロナウイルスの感染拡大に関する記者会見の際に、「『都市の封鎖』、いわゆる『ロックダウン』」という言い方をした。 ん? 待てよ。普通「いわゆる」という言葉は、前に述べた表現を、よりわかりやすい、言葉に置き換える時に…

東京五輪は”とりあえず”1年延期でいいじゃないか

東京五輪はどうやら延期の方向で決まりそうだ。IOCでは延期を含めた検討を進め、4週間以内に結論を出すということだが、まずは1年延期がとりあえず順当な方針だろう。でも実際には、新型コロナウイルスの感染拡大がいつまで続くかわからず、たとえ1年後に延…

新型コロナウイルス対策のガラパゴス化に対する危惧

新型コロナウイルスの感染はWHOが「今や欧州がパンデミックの中心地」と発表する状況になっている。既に中国内での感染者数をイタリア1国の感染者数が上回り、中国から医療団がイタリアに派遣される事態にまでなっている。また、韓国も感染者数の発生が二桁…

無観客での五輪開催はアリかも

新型コロナウイルスの感染拡大(ちなみに、「新型肺炎」と言わず「新型コロナウイルス」という表現が増えたのは、政府が「新型インフルエンザ等対策特措法では既知の新型コロナウイルスには適用できない」という見解を広めるためかな?)に伴い、プロ野球の…

「現実」と「情報」

朝、目が覚める。最近はなぜか夢を見ていることが多い。目覚めた時に、「ああ、ここは現実の世界だ」と安堵する。そしてテレビをつける。新型肺炎による感染者がまた発生したとアナウンサーが告げる。政府による新たな対策。専門家による様々な提言や意見。…

新たな恐怖政治に向けた壮大な実証実験という恐怖

安倍首相が新型肺炎に抗するため、新型インフルエンザ等対策特措法の改正を目指す考えを示した。当初は新たな特別法の制定を主張していたが、何とその理由が「新型インフル等特措法は民主党政権時に制定された法律だから、その適用拡充による対応を嫌がった…

良い専門家・悪い専門家 - 若者閉じ込め対策は正しいのか

このところ、新聞を開くたび、テレビでニュースを見るたびに驚くことが続いている。何より、先週の安倍首相による突然の休校要請には驚いたが、その後の首相会見や国会答弁は、あまり期待をしていないということもあって、まあ想定内。しかし一昨日の専門家…

医療崩壊の始まり? ― 自宅待機の本当の意味

今朝、新聞を開いて、一面の大見出しに驚いた。「名古屋の70代女性 重篤 新型肺炎 4人部屋に入院」。今朝の中日新聞だが、昨日は首相会見などもあり、TVもそれなりに見ていたつもりだが、このニュースには気付かなかった。この記事の最も恐ろしいことは、こ…

「ペスト」とは?

新型肺炎はますます感染が広がり、Jリーグを始めとして多くのイベントが中止になる事態となっている。それにしては政府の対応はあまりに民間任せ、国民任せで酷いと思う。それはそれとして、先日、職場の者が「施設環境に関する研修に行ってきた」として報告…

病気の名称 COVID-19

今回の新型肺炎には、WHOによって正式にCOVID-19(コビッド・ナインティーン)という名称がつけられた。一部のネトウを中心に中国肺炎と書き散らす輩もいるようだが、風評被害などを避けるため、最近では病名等に地名等は入れないということになっているそう…