とんま天狗は雲の上

サッカー観戦と読書記録と日々感じたこと等を綴っています。

雑感

ワークライフバランスのための、1日6時間労働の提案

専業主婦は夫や子供を送り出した後、電化製品を使用してチャチャっと家事を終え、その後は韓ドラを見たり、ママ友とランチへ行ったりして、悠々な生活をしている、と思う向きも少なくない。もちろん、子供の世話や老親の介護、PTAや町内会の用事などもバカに…

トヨタ労組の賃上げ要求はトリクルダウンするのだろうか?

トヨタ労組が今年の春闘で、過去最高の賃上げ額2万8440円、一時金要求も過去最高の7.6ヶ月分を要求するというニュースが出ていた。これって、いいことなの? もちろん物価上昇が続く中、業績の良い企業が一定程度、賃上げするのは悪いことではないだろうが、…

「ひと月分の雨量が1日で」って、それ当たり前では?

今年の夏は暑かった。地球温暖化には懐疑的な私でも、それは認める。 そして時々、台風もやって来た。「豪雨」も最近の気象報道でよく扱われる事象だが、先日、テレビを見ていたら、「平年ひと月分の雨が1日で降った」とあたかもすごい豪雨かのように話して…

結婚制度と性生活

LGBT法は、法制定をしたという以上の意味もなく、施行された。いったいこれで何が変わるのか、まったくわからない。やはり肝は結婚制度なのだろう。 昨年、「同性結婚なんて気持ち悪い」と言った愛知県の県会議員が、4月の地方選に出馬することなく辞職した…

「お役所仕事ですから」・・・自虐という甘え

ある役所で、仕事関係の振込口座とマイナンバーの登録を求められた。4年前に一度登録をしたことがあったので、その旨伝えたら、「今年度になって初めてだから」という理由で「もう一度登録してほしい」と言われた。しかし昨年の担当者からはそんなことは言わ…

カフェインレスな生活が不眠を救う。

3年前、妻が入院をしていた際は、夜9時になると看護師が睡眠導入剤を配って、みんな争うようにもらっては眠りに就いていたという。退院後も、退院時にもらった薬を飲んでいたが、その後に通院した神経外科で、睡眠導入剤は止めるように言われ、しかしそうす…

ミスをするのは賢いから?

先週書いたサッカーブログに2本とも、間違ったことを書いてしまい、翌日になって修正した。マリノス戦では、「次節ガンバ戦、次のヴィッセル戦の前に勝って勢いをつけよう」と書き、翌日になってヴィッセル戦の方が先だと気づいた。ヴィッセル戦ではグランパ…

60代の生き方

先日、66歳の誕生日を迎えた。高齢者に区分される年齢になって1年が経ったわけだが、身体的にはまだあまり衰えは感じない。忘れっぽいのは若い時からなので、気にしてはいない。周りを見ても、60代は見た目も、頭脳や行動力も50代とあまり変わらない。日本人…

「どうする家康」で三河を楽しむ。

NHKの大河ドラマ「どうする家康」を最初から見ている。昨年の「鎌倉殿の13人」ほどには面白くないが、家康の居城が岡崎ということで、ここしばらくは三河での出来事が続き、興味深い。第6回の「続・瀬名奪還作戦」では、今川氏家臣の鵜殿長照が守る上ノ郷城…

「ごめんなさい」と「すいません」

午前中の散歩が長引き、正午過ぎに家に帰ってきた。昼食は豚肉を解凍し、野菜類を切って、あんかけラーメンを作った。出来上がったのは12時半近く。妻とともに食べようとしたその時、突然電話がかかってきた。受話器を取って「はい、○○です」と告げると、「…

「死刑ハンコ」辞任騒動に対する違和感

葉梨議員が「死刑ハンコ」発言を咎められ、辞任した。自民党のパーティーで「だいたい法相は朝、死刑のハンコを押しまして、それで昼のニュースのトップになるのは、そういう時だけという地味な役職なんです」と言ったということだが、その発言が「死刑執行…

家事は誰がするか?

妻が訪問リハビリを受けるにあたり、三月に1回、本人や家族とともにリハビリ方針等を定めた「訪問看護計画書」を作成する。先日の訪問の際に「今後の目標をどうしましょうか」と言われ、妻が「家事をできるようになりたい」と言ったら、「本当にやりたいの?…

国葬の日

9月に国葬があるそうだ。国が死者のために執り行う葬儀。だが、死者は既に死んでいるのだから、どんな儀式をしようが、どれだけ騒ぎ立てようが、その耳には届かない。意識にも届かない。そう、葬儀は死者のためではなく、生きている人々のために行われる儀式…

フィギュアスケートはアマチュア競技だった!?

もう先週のことになるが、羽生結弦がスケート競技をやめてプロへの転向を表明した。そのこと自体はそれほど驚くことでもなかったが、最も驚いたのは「プロに転向した」という言葉。ということは今までアマチュアだったのか! でも、羽生結弦だけでなくこれま…

小中高は「教育」。では、大学の講義はどうあるべきか。

昨年から大学で非常勤講師を始めた。1年が過ぎ、今年が2年目。前後期あるので、2年目前期の今は3回目の講義になる。前年まで講義を担当していた方とは経験も経歴も違い過ぎて、とても私には同じような講義は無理なので、イチから講義を組み立てた。そのため…

「3密」って何だっけ?

いつも散歩をする植物園のベンチに「3密を避けて、離れてすわりましょう」という注意書きが貼られている。そう言えば「3密」って何だっけ。「密集」はすぐ思い付くけど、あとの2つが思い出せない。 「密談」「密着」「密会」「密林」「密接」「密告」「密教…

ウクライナ支援の寄付金はどこへいく?

4月から団地の管理組合の理事長に就任した。市からの調査などに加え、さっそく日本赤十字社から活動資金募集の案内が届いた。「寄付金」とは言っていないが、寄付金控除の対象になるというので、ようするに寄付金だろう。ウクライナ紛争が始まって以来、寄付…

名前は違っても、顔は同じ。

最近、妻をクルマに乗せると、ナンバープレートや車種について話をすることが多い。「あれは何?」と聞くので「ヴォクシーだよ」とか「ノアだよ」とか。でも、どちらも似ている。どうして両方ともこんなに威圧的なデザインをしているのか。ヴォクシーとノア…

「自由と責任」か、それとも「管理と調和」か?

大学で経済学を教えている高校時代の友人が、「中ロ、銀行決済網の統合検討 欧米から排除で代替策」という記事に対して、「いよいよ中国-ロシア-イラン経済圏ができるのではあるまいか」とFacebookに書き込んでいたので、「それは悪いことですか?」と訊い…

これって差別じゃね? 年金事務所でのちょっとした出来事。

今月、65歳の誕生日が来て、いよいよ憧れの年金生活が始まる。と心待ちにしていたら、年金事務所からハガキが届いた。年金支給開始の通知かと思ったら、妻宛て。シールを剥がすと、「老齢基礎年金額加算開始事由該当届」の申請の案内だった。 と書いても、何…

現実と事実と真実

今日は朝、目が覚めて、雨が上がったばかりの外に出て新聞を取り、朝食を食べ、パソコンを開いてメールをチェックし、ニュースサイトといくつかのサイトを見た。午前中にパンを買いに行き、昼食はそれを食べ、午後はスーパーへ買い物に行き、テレビをつけて…

もしもゼレンスキーがロシアの侵攻に対して無抵抗でいたら・・・

最近はいつも、朝何気なくテレビをつけると、ウクライナ紛争のニュースが流れている。「しまった。見たくない」と思い、すぐにチャンネルを変える。Eテレならこの種の放送はないだろうと思っていると、手話ニュースが始まったりする。やれやれ。しばらく私の…

「『平和を』拳突き上げ」という新聞見出しの違和感

今朝の中日新聞社会面に「『平和を』拳突き上げ」という見出しが大きく掲載されていた。その下に「ウクライナ選手 戦時下の行進」をあるので、北京パラリンピック開会式での様子を伝えるもので、事実ではあるのだろうが、「平和を」という言葉と「拳突き上げ…

ドライブレコーダーの運転診断と自己評価が合わない。

年末に、ドライブレコーダー連動型の自動車保険に加入した。さっそくドライブレコーダーを取り付けた件は既に「ドライブレコーダーがやってきた。ヤァ!ヤァ!ヤァ!」で報告した。運転を終えるたびに運転診断結果がスマホに送られてくる。設置直後の診断結…

現在の新型コロナ対策を考える。

前に勤めていた会社の同僚が新型コロナに感染し、10日の自宅療養を経て、仕事に復帰した。その間の状況をFACEBOOKで詳細に報告してもらった。本人は療養施設の不足で自宅療養となり、発熱は最高で37.8度。二度、解熱鎮痛剤を飲んだら平熱に戻り、咳と鼻水は4…

服のローテーションと捨て時

このところ寒い日が続くが、一昔前と違って、最近の室内は暖かく、厚いセーターを着る必要はない。冬前に出した薄手のセーターを着ているが、「セーターは一度着たら2・3日は休ませて、乾かした方がいい」とテレビでやっていた。退職前はセーターを着ると言…

オミクロン入学って言われるよ。

今朝の新聞を開いて驚いた。1面トップに「文科省通知 共通テスト コロナで受験不可 『2次のみで判定を』」という見出しが躍っていた。新型コロナに感染し、または濃厚接触者となり、共通テストを受験できなかった者に対して、二次試験のみで合否判定をする救…

ファスナーの引手の位置

年末から寒くなって、ダウンのジャケットが欠かせなくなった。昨年まで着ていたジャケットに穴が開き、羽毛が抜け落ちるので、昨秋、コストコで新しいダウンジャケットを購入した。先月、初めて袖を通して、ファスナーを締めようとしたら、引手の左右が違う…

平等な社会は環境負荷が低い

先日、「人新世の『資本論』」の著者である斎藤幸平の講演会を聴く機会があった。斎藤幸平と言えば、この春にも「100分de名著」に出演するなど、今、最も旬な研究者の一人。WEBで講演会が聴けるとはいい時代になったものだ。 話は、「人新世の『資本論』」で…

広報誌がデジタル化していく(嘆)

JAFの機関誌「JAF Mate」が来年4月から、これまでの原則月刊から季刊に変わる。理由として「環境負荷の軽減」を挙げているが、本音は経費節減だろう。年会費に占める機関誌代は946円から484円に変更するものの、年会費自体は減額せず、差額は会員サービスの…